家族初

ようやく実家から東京へ。今年の年末年始はいつもにも増してあっという間でした。年末の温泉で年を重ねる毎に友達に恵まれたことを幸せに思うと書いたのですが、親も然りですね。末永く元気でいて欲しいと思いますし、実家にただただいる時間も大切にしたいと思えます。
ひょんなことから母親と姉と3人でカラオケに行きました。家族といくカラオケというのは生まれて初めてです。前々から母親が実はカラオケが得意だという噂は姉から聞いていたのでこの際いってみようかと。
いってみると母親が想像以上に上手くて驚きました。家事などしながら歌っているのは小さい頃からたまに耳に入っていたはずなのですが、普段滅多に大きい声をださないのでいざマイクを通して聞いてみてびっくり。なんでそんなにうまいこと声がでるんだろう?とつくづく不思議に感じました(そういう意味でいくとブラックマヨネーズの小杉が歌があまり得意でないのもまた不思議)。
またいくつかのハプニングがあり、久しぶりに息ができなくなるほど笑いました&初めて笑いすぎて涙がでました。たまに周りから天然だと言われている僕ですが、母親の足元にも及ばないなと。あっという間の1時間でした。
その後実家で夕食をいただいて東京へ。写真は駅のイルミネーション。クリスマスに見ていたらきっとクリスマスっぽいなあと思っていたと思います。今回見たときは、年始だなあ思えました。都合よくできているものです。

弾言

弾言 成功する人生とバランスシートの使い方

小飼 弾 (著), 山路 達也 (著)

今年最初に読了したのがこの書籍。小飼さんのブログは以前から見ていたのだけど、なんとなくこのタイミングで手にした。なんでだっけなあ。

内容はとてもわかりやすく書かれていて良いです。ボリュームも各トピックが短くまとめられているのが良いです。キレイごとが書いてあるわけでもなく、かといって極端に尖った話が書いてあるわけでもなく。と言いながら自分がどれだけ実践できているかと省みるとなかなか難しいですね。

実際にこの本を読むときには、まず目次を見て、次に巻末にある”弾言一覧”を見て中身に入るのが良いと思います。キーメッセージがまとめてあるので自分にひっかかったものの中身に入っていくのが良いかと。バランスシートの観点での構造で目次はきられていて、その中に散りばめられている小飼さんの考え方の結晶(弾言)の観点からきられているのが巻末の弾言という感じです。

印象に残っている部分を次に一部抜粋します。特にモテる人のくだりは、恋愛関係におけるモテる/モテないに限らず、ビジネス含めて人間関係全般に言える話だなあと思います。アタマがとっても良いのにクライアントとの信頼関係をうまく築けない(モテない)とか。

P.27
本を読み終わったら、今度は「自分を読んで」みてください。その本を読む前の自分と読み終わった後の自分がどう変わったか。

P.114
従来 : 業界のアウトプット = Σ(業界に属する人間)
現在 : 業界のアウトプット = max(業界に属する人間)

P.125
日本に生まれたという事実だけでも相当な幸運といえます。運にはいいも悪いもなく、それをどう受け止めるかが重要です。

P.131
僕が見るところ、そういう人たちに欠けていたのは、勉強力というか学習意欲です。例えば、オン・ザ・エッヂでは週1回Techミーティングという社内勉強会を開いていました。この勉強会への参加は任意ですが、伸びる人間はどんなに忙しくても出席していました。僕自身も、出張が入らない限り出るようにしていましたよ。

P.135
伸びていく人間は、他人と情報をやり取りするための「インターフェイス」がしっかりしているように思います。要は、自分のことをきちんと説明できて、人の話を聞けるということです。

P.149
モテる人というのは、異性の単価を高めに設定している場合が多いですね。逆に、イケメン/美人だけどなぜか恋人ができない人は、単価を低く設定しているようい思います。要は、相手を安く見ているということ。ほとんどの場合、そういう気持ちは相手に見透かされます。

P.160
誤解を恐れて冗長に話すことは、受け手にコストを払わせることになる

いつもの風景

実家ではあいにく初日の出を見ることができませんでした。眠い目をこすって起きて外を覗いてみても雲に覆われていて。夕焼けのように一部光は覗いていたのですが。
にしてもいつも思うのですが、こうして時間が流れるのを感じながらゆっくり空を眺めるというのはいいものです。

遅ればせながら振り返ります

新年明けましておめでとうございます。年末年始の感覚が無いことに甘えて2009を振り返ることなく2010を迎えてしまいました。遅ればせながらここに少し振り返ってみようかなと思います。
まずは仕事に関して。
仕事について考えてみると大きく2つあります。1つはとってもチャレンジングなプロジェクトに参画したこと。1つはコンサルティングファームのチームのあり方について考えられたことです。
プロジェクトではコンサルタントとしてのあり方を改めてしっかり振り返る機会を得ると共に、全社戦略を考え実行につなげるところまでを支援させていただくことができました。企業がどのように組織によって支えられており、その中にどのような人が存在しどのような動機で動いているのか、政治も含めて生々しく理解することができたのではないかと思います(唐突ですが、政治というのは組織のどこにでもあるものだと思っています)。それが全てではありませんが、今後のコンサルティングではこれまでより高い精度の想像力をもって実行を踏まえた戦略をたて、クライアントの実際の成長に貢献させてもらえるのではないかと思っています。この経験をさせてもらった以上そうする必要があるとも思っています。
次にチームのあり方について。これは上に書いたコンサルタントとしてのあり方を振り返るのと同時に新たなパートナーと同じチームで仕事をさせてもらったことによって考えることができました。言葉にするとどれも当たり前の事なのでここには書きません。まっすぐ今年も頑張っていきたいと思います。
これまで主には企業の新規事業戦略策定の支援をしてきたのですが今年から仕事の幅を広げていきます。
こんなことを言いつつ思っているのは、自分の内側がどうあれクライアントからすれば全てが関係ないということです。アウトプットに変換しない限りは。
真面目に楽しく今年も行きたいと思います。
次にプライベートに関して。
今年は友達の結婚ラッシュでした。大学時代からの友達もいよいよ男子の独身は数えるほどになりました、いやほんとに。僕を含めて。焦りもないのですが、集まったときにふと出る家族の話を聞いていると楽しそうだなと思うところもあれば大変そうだなと思うところもあります。まあ、なんとかなるでしょう。にしても友達というのは本当にいいものだなと、年を重ねる毎に思います。
そして、初秋頃に目標の1つを諦めました。あえて使いましたが”諦める”という言葉は強いですね。こうして自分で打ってみていても抵抗したくなります(笑)時間軸を修正しただけです。諦めません。
読書については、去年は少し絞っていました。前半は他に時間を投入したかったので控えていました。後半は本業に時間が必要になってきたのでそちらにまわしました。Bookタグのエントリーでいくと、2008は92だったのですが2009は52です。半分程度ですね。あ、ちなみに2009に読んだ本でオススメなのはこちらになります。厳選して3つ。

1. 選ばれるプロフェッショナル
2. 人を助けるとはどういうことか
3. 国をつくるという仕事

今みてみたのですが3についてはコメントも途中ですね。。。でも本当に良い本でした。頭よりも心に効く一冊でした。
そういえばtwitterを始めたのも今年でした。まだ見る側にいるように感じていますが、もっと積極的に使っていきたいと思います。
ばらばらと振り返りました。今年もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
#ちなみに今年の年末年始もガキの使いで笑ってお腹を抱えながら迎えました。紅白も良かったですね。同時に複数番組録画できるし、録画しながら再生できるし、本当に便利になりました。リアルタイムでテレビを観る時間は明らかに減りましたし、CMを見る時間もかなり減っていますね。自分を番組に合わせるのではなく番組を自分の生活サイクルにあわせられるようになりました、力関係逆転です。(so whatないんですが)。