ピンチのときはど真ん中に突っ込む

パートナーと話していてなるほどと思った一言。
”トラブルに関わるときはど真ん中に突っ込んだもん勝ちだから”
今の自分のプロジェクトがトラぶっているわけではないのだけど、話の流れででてきた。これはプロジェクト(チーム)のケースに限らず、個人のケースも同じことが言えるんじゃないかと思う。仕事でピンチになっていやな汗が出ることは誰しもあると思う。本当にこれがdueまでに終わるのか、自分が進んでいる方向は正しいのか、そして明らかに好ましくない状況に向かって変化しているとうすうす気づきながら、じゃあどうしたらいいのか(だいたいの人が危ないっていうシグナルは心のどこかで敏感に感じとっているもの)等々。
立ち止まりたくなる。腰が引ける。集中力が途切れそうになる。諦めたくなる。逃げ出したくなる。流れを天に任せたくなる、様々なネガティブな感情や思考がぐるぐるとうずまく。
そんなときは、とりあえずど真ん中に突っ込んでがむしゃらにやる。腹をくくって正面きってぶつかる。勿論その気持ちだけでやけになって動き回ってもうまくいかないのだけど、まず上記のようにしようという不退転の覚悟を決めるっていうのが結果として一番はやい・一番うまい解決につながると。
冷静さに欠くように感じるかもしれないが、冷静でいようと努めて結果として気持ちを落ち着けるのに精一杯で上滑りし続けるよりも、変に客観的になってしまって自分や周りの危機意識を無駄にしてしまうよりも良い方法だと思う。トラブルに陥りつつある(その時点でトラぶってるといえばトラぶっているのだけど)自分やチームの流れを変えようと思うなら、変わることのエンジンになる”危機感”を強める意味でもこういった感情面での強烈なコミットと行動は良く効くのだろうと思う。