イノセント・ゲリラの祝祭

イノセント・ゲリラの祝祭
海堂 尊 (著)
これまでもいくつか読んできた海堂さんのシリーズの最新刊(田口・白鳥が登場するがミステリーや謎解きの類ではない)。
この本で面白いと思ったのは2つ。
1. 会議への参加者の心の機微と言動
2. (おそらく)海堂さんの問題意識と解決策の提言
今回は会議のシーンが多い。その中でのやりとりが新鮮だった。なので自分の中で会議だったりでのコミュニケーションにおける言動の背景を感じる・考えるレセプターができたような気がしている。
そして物語の中で展開される主張が、海堂さんの問題意識であり、それに対する解決策の提示になっているのだろうと思った。

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