誰の目的か

今日のあるミーティング。資料を用意して臨む。過去の経緯を確認しながら話しに入っていく。
何かが違う。
相手の関心が、事前に聞いていた内容と違う。
直接話をするのは始めて。初対面。人伝いで状況を想定して仮説を立てて臨んだ。
そもそも聞いた人が解釈を間違えていたのか。
自分が聞き間違えたのか。
使う語彙に込める意味合い、ニュアンスに込める意味合いが異なっていたのか。
期待値が違うのだ。
どうミーティングを組み立てるか。
どうゴールにたどり着くか。
頭の中でいくつかの考えをめぐらせながらプレゼンを進める。質疑に答える。
チームで臨んでいたのでいろいろサポートしあいなが、ほぼゴールにたどり着いた状態でクロージング。
仕事を引き継ぐときに明確にしておくべきことだったり、
用意するべき資料・シナリオの幅だったり、
具体的なコミュニケーションの流れのつくりかただったり、
いくつかその時点で学ぶこともあったが、後々ふと思った。
このミーティングの目的でありゴールは誰にとってのものだったのかと。
上記のように自分がゴールや目的に(最短距離で)たどり着こうとしていて、なんだか話がずれていると感じているとき。
それは相手が間違っているのか?
自分の設定したゴールや目的がずれていたのではないのか?
考えるべきは、自分が設定したゴールや目的への筋道に相手を乗せようとすることではなく、軌道修正でもなく、ゴールや目的そのものではなかったのか。
相手にとっての価値を考えて臨んだものの、気がつけば自分の仮説に囚われていた、自分のロジックに囚われていた、プロダクトアウトになっていたのではないか。
次に活かしたい。

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