Next step !

最近次のステップに向けて社内の研修に参加していた。日頃多かれ少なかれ何かしらのプレッシャーを自覚して行動しているのだけど、この研修ではそのプレッシャーを一度棚にあげて、日常から少し距離を置いて、リラックスした状態で次のステップに向けて自分が何をするべきかを考えられた。素晴らしい時間であると感じるとともに、時間をつくり自分を日常から切り離すことの大切さを教えてくれた。
自分が漠然と感じている/考えている内容が構造化・明文化されている内容があり、またそこに集った同じステップに立っている魅力的なコンサルタントとそれぞれの意志や悩みを共有し、つながれたこともありとても嬉しかった。
研修中はチームでタスクを行っていたのだけど、最後にチームメンバーに対して、研修を通して感じられた各位の強みをフィードバックしようというプログラムがあった。どんなところが良かっただろう、どうすればそれをうまく相手の胸のうちにとどけられるだろう、今後の成長につなげられるだろう、そんなことを考えながらつらつらと書いていた。
僕にもらえたフィードバックはとても嬉しいものだった。
・視点の高さ
・アイデアの幅 / ニーズを掴む鋭さ
・傾聴の姿勢
・冷静で柔軟な態度
そして僕が自分自身でこの研修のタスクを通して感じていたのは、”メンターの影響の大きさ”だった。ケーススタディのなかでいくつかの意志決定を行う場面に遭遇するのだけど、そのときの自分のスタンス、考え方、結論の導き方が自分のメンターに重なっているように感じたからだ(勿論そのスピード・質は別なのだけど)。
当たり前なのだけど、人間自分が意図している範囲だけで成長しているわけではない。
Client Firstという考えに変わりはないけど、そうやって日々動いていく過程で、僕の周りにいるたくさんのすばらしい方々から、もっといろいろなことを学ぶことができればと思う。
そしてこれからは、自分が持つ周りへの影響・貢献というものも意識してプロジェクトをリードできるようになりたいと思う。

イノベーション・シンキング

イノベーション・シンキング。誰でもすごい発想ができるようになる10のステップということで手にとってみた。自分の仕事で既に使っていることもあり新たな発見というものはなかったが、ロジカル・シンキングに傾いているかなーと感じられている人にとってはいい頭の体操というか発想の転換になるのではないかと思う。
といっている自分も自覚無く発想が偏っている場合はあるし、この内容を知っているのとできているのとは大きく違うと考えているが。
あわせて読むと良いかなと頭に浮かんだのはクリエイティブ・シンキング。この本の中に断片的に登場する発想法がある程度網羅的にまとめられている。

夜景がみたくて

ふと夜景が見たくなったので夜景の見えるところへ食事へ向かう。関西にいた頃は生駒山だったり六甲山だったりへ行きさえすれば大阪や神戸の夜景を一望することができた。なので勝手に都会の夜景はそういうところから見れるものなのだと昔は考えていた。けれども関東にいるとそういうスポットがわからない。東京タワーや六本木ヒルズ、今回行った汐留シティセンター等高層建築物の上から見るのが一般的なのかな。
意識的にリフレッシュしていたこともあって、目の前に広がる夜景と静かな雰囲気にしばらくぼーっと浸っていた。結局のところ食事がすすみだすとすぐ会話に夢中になってしまったのだけど。それでも思い返すとガラスの外に広がる景色が夜景の場合と隣のビルの壁の場合とでは心の穏やかさが違うような気がしている。雰囲気、大切だ。
自分の意志に従って生きていくことが必要である一方で、そのために自分を弛める必要性も感じる。今後も弛めるときは意識して、積極的に自分を弛めていきたいと思う。

HERO

ふと思い立って映画を見に行く。見た映画はHERO。映画にあまりこだわりがないのでわかりやすい、頭を使わずに素直にみれそうなものということで選んだ。
内容はとても面白い。笑えるところもあれば、感動するところもある。日本の映画はドラマとの違いがあまりわからないのだけど(2時間程度で結末を迎えるストーリーのダイナミックさと見る環境以外)、それでも面白いものは面白い。
見ていて強く印象に残ったのは主人公(久利生公平)から感じた3つのことだった(こう書くと少しカタいのだけど)。

あくまで自分のミッションに従う強い意志の大切さ
仮説検証(立証)における創造力の大切さ
そして現実を背負った人間を深く理解することの大切さ