ビジョナリービジネス

ビジョナリービジネス
ベンチャーを立ち上げ、成長軌道にのせるまでの、経営者としてのマインドの持ち方について書かれた一冊。利己的なビジョンではなく社会に対してであり自分の周りに対しする貢献という観点からのビジョンを持つべき、そしてそのビジョンの達成が具体的に思い描けるビジネスプランを持つべきだという考え方を軸に、利益配分の考え方や意思決定権限の持ち方等についてまで書かれている。
僕自身は起業した経験はないが、周りにいる何人かの起業された方を見ていると、どなたも利己的なビジョンではなく崇高なビジョンを持たれて、そのビジョンに重なる手段として起業を選択しているように見られる。一部、ごく小さくではあるものの事業の手伝いをさせていただいたことがあったが、そのときも自分が動いたのはお金やネットワーキングなどということのためではなく、純粋に社会に対する問題意識、それを変えたい/より良いものにしたいというシンプルで筋のとおったビジョンとその人自身の人柄に惹かれてのことだった。
これからも、起業された方に限らず、自らであり社の理念・ビジョンに従って行動を貫かれる方のサポートができる存在でいたいと思うし、自らの理念・ビジョンに従うために起業という選択肢が最善であったときに、それを選択できる力を備えていたいと思う。

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