何事にもおわりがある

日々を何気なく過ごしていれば、何事にも始まりがあり終わりがあるということを忘れるのは容易いことだ。忘れている間は、本当ならばおわりあるはずのその時間が永遠に続くかのように感じられ、永遠にその時間の中にいられるように感じる。そしてそれが当たり前に感じられ、そのものがいかに自分を支えてくれているかを忘れる。いかに貴重なものであるかを忘れる。いかにありがたい存在であったかを忘れる。
そしてそれが無いとしたときに自分の当たり前のどれだけ多くの部分が崩れ去ってしまうのかを忘れる。
不意に忘れ去っていたこれらを思い出すきっかけが与えられることもある。しかし往々にしてそれまでおわりが来なかったという事実の中に、そのきっかけは埋められてしまう。一瞬何らかの危うさを感じることこそあれ、それが忘れ去ってしまったそのものの尊さを深く心にとどめてくれることはない。
そして往々にして本当にその尊さに気づけるきっかけは、その尊いものを本当に失った / おわりを迎えたという事実が担う。
心に深く尊さが刻まれる。おわりを告げた時間であり失ったものは二度と戻らないという経験が刻んでくれる。
それでも人間はまた同じことを繰り返す。良くも悪くも、時間は心に刻まれたものを取り払い、その跡を薄めてくれるからだろう。一連の経験が自分を成長させてくれたはずなのに、二度と同じことは繰り返すまいと強く心に誓ったはずなのに、刻まれた跡と共に自ら刻んだ学びや教訓、成長した自己像も薄めてしまう。
人間は同じことを繰り返す。
オフィスにPCの電源を忘れてきた。今日中に決着をつける予定であった仕事に中途半端にしか手がつけられない。そしてそのような状況にありながらこうしてBlogを書いている。こんなことを言っている間に残り時間は17分をきった。
明日、僕は朝日を浴びながらオフィスへ向かう。
人間は同じことを繰り返す。
洗濯をして早く寝よう。
最近自分でも笑いがとまらなくなるほどにアクシデントに囲まれて暮らしている。

自分を耕す

今日は昼に少し仕事を片付け、夕方から早めのディナー、映画(オーシャンズ13)鑑賞、そして六本木ヒルズの美術館に今展示されているAquarium建築鑑賞、と六本木ヒルズを満喫してきた。
映画を映画館で見たのはどれだけぶりになるんだろう。1-2年は見ていなかった気がする。映画館の雰囲気も席もとても良くて映画に集中することができた。オーシャンズ13自体もとても面白かった。前作・前々作あたりの登場人物が紹介なくでてくるので13を見る前に11、12はおさえておいたほうが良い。特に何かを考えたりする必要もなくストーリーの流れにただただ従うだけで楽しめるのでラクチン(^^)
終わったのが21時ごろ。22時までAquariumと美術館(建築とアート)が開いているということで行ってみる。展望台のフロアにあるらしく、ひょんなことから初六本木ヒルズ展望台(美術館も初めて)。熱帯魚よりも建築よりも、まず最初に目に飛び込んできた夜景に吸い込まれた。
とはいえ時間が無かったので夜景は後から見ることにしてAquariumと建築・アートの美術館へ。Aquariumは幻想的で美しく、建築とアートは詳しいことはよくわからないのだけどなんでこういうアートであり建築形式でありを思いつくんだろうなあ、と不思議に感じながらその裏にあるストーリーを読んで回っていた。
映画、Aquarium、美術館。これらに限らず振り返ってみるとあまりこういった目的で外出することは今までなかった。いざ行ってみるとリフレッシュになるし、何より面白い。仕事も楽しいし、勉強も楽しいけど、こういったこれまで手を伸ばしてこなかった領域にもこれからは手を伸ばしていきたいと思う。
スポーツ(バスケ・テニス・ジム)で体を鍛え、勉強と仕事で頭を磨き、映画・美術館めぐり・写真等々で心を豊かにしていきたい。勿論それぞれが重複する部分もいくらでもあるのだけど。
#8月18日にめでたく誕生日を迎えることができました(^^)メッセージをくださった皆様、本当にありがとうございました。コンサルタントとしても社会人としても人間としても経験を重ねれば重ねる程に自身の至らなさに気づき、謙虚に学び成長したい気持ちが強くなることを感じています。そんなまだまだの私ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

結婚式二次会

18日は、昼に友達とテニスをして、夜は高校が同じだった友達の結婚式の二次会だった。
テニスは最近2回目。ジムにいって体を動かしていることもあってか、たまにまともにボールが返せる程度にまではなった。教えてもらう友達から”うまい”と言ってもらえることも嬉しいし、上達するのも楽しいし、まだまだうまくなっていきたい(^^)
テニスは夕方途中で抜けて家に帰りシャワーを浴びてスーツに着替えて二次会へ。全部で150人くらい出席していたらしい。会場はスペースもあり天井も高くとても居心地が良かった。メインは新郎・新婦が大学時代に所属していたサークルの仲間だった。僕らは高校時代の友達ということで10人くらい固まって半分同窓会のような感じだった。遠くで見かけてすぐに気づいて名前もすぐに出てくる人もいればそうでない人もちらほら。おそらく相手からも同じように思われていただろう。
サークルのノリを見ていると自分の大学時代のことが懐かしく思えてなんかほほえましかった(^^)勿論人の結婚はいつ見ても本当にめでたく、見ているこちらが幸せな気持ちになる。良いものだと思う。普段飄々としているイメージの新郎もこの日ばかりは笑顔が絶えなかった。あれはおそらく披露宴の時点でかなり酔っていたな…(^^;)
2次会が終わってからは関東に住んでいる同窓仲間で軽く飲みに行く。高校時代の懐かしい話があれば最近の仕事の話もある。話しているとその頃の自分に戻ってしまう。いや、戻ることができるっていうのが正しいニュアンスなのかな(^^;)
充実した、そして幸せな気分に浸れた一日だった。
夜には既に左手が筋肉痛になり始めていた。

夕暮

特に狙っていたつもりは無かったのだけど、夕方になってふと思い出した。夕暮れ時の写真がまだ撮れていないという事を。なので外にでて早速おさめる。雲ひとつない空だったこともありキレイに撮れたかな。雲が広がっていたらいたでまたいい写真になったのだと思うけど。
こうしてみると、朝日を撮ったときに、写真の順番を入れ替えたら夕方と見間違えるかもと考えたのは少し違っていたかなと思えてくる。勿論アングルやタイミングによるとは思うけど。少なくともスナップショットでみれば似たようなものになったとしても、実際に写真を撮っているとき(昇りくる朝日、沈み行く夕日をみているとき)、その経験のなかで起こる気持ちは異なるものだ。
夏休みももう終わり。そろそろ本格的に仕事モードに戻ろうかというところ。あっという間ながらリラックスすることができたこの5日間の終わりにいい写真かなと思う。

またまた空

夕食前、音楽を聴きながら仕事を片付けていると夕暮れ時だったことに気づく。そして夕焼けの写真を撮っていなかったことに気づく。ベランダに出てみるときれいな夕焼けとはいかなかったけど、これまでとはまた違った空が広がっていた。
Blogをみてるとこの夏はベランダから空ばかり眺めてるみたいだな…(^^;)