経験の幅

金曜日には今組み立てている資料についてManagerにReviewをしてもらう。時間にして10-15分程度だったと思うのだけど、その短時間話をするだけでばっと視野が開ける。スタックしていた部分について自分が頭の中に入れていなかった業界の話があったり、Clientのどの程度のPositionの人がどんなIssueを持っているか(持っていると考えられるか)、Managerの持っている仮説が新たに加わって道が開ける。
仮説って、とどのつまり過去に蓄えてきた知識と経験の幅、それに対して自分がしてきた洞察の深さから幅や筋の良し悪しが別れてくるのだと思っていたのだけど(スピードはまた別の軸)自分はまだまだだなぁと改め感じ、それが面白くもあった。

人生のMissionとか目的とか世の中に提供したいValueとか、そういうTopの概念から、そんなこんなを踏まえてそのためには今何をするべきなのだっけ?と考える、計画を立てる。こういうのは大事だと思うのだけど、一方で計画通りにいくものなんて、人生に限らずそうそうない。いやいやそこはリスクマネジメントだ、コンティエンジェンシープランでカバーしておくべきでしょっていう考えもあるかもしれないけど、往々にしてそのあたりを考えつめていくと、計画通り生きることが目的になってしまいがちだ。その場その場で偶然がつれてくるEventっていうのも受け容れて楽しまないとなあ、と思う(流れに乗ることと流されることは違うけど)。
そんな偶然と仲良く付き合っていった結果、自分らしい知識や経験・洞察が自分の中に蓄えられ、自分にしか出せない仮説、自分にしかつくれないValueっていうものが生み出されるのではないかなと思う。

百萬一時盡

本日もまた久しぶりに書道。いよいよ自分で何を書いてるのかわからない漢字もでてくる。調べてみると儲光羲の詩、長安道の一節のよう。

長安道
鳴鞭過酒肆  鳴鞭酒肆を過ぎ
袨服遊倡門  袨服倡門に遊ぶ
百萬一時盡  百萬一時に盡き
含情無片言  情を含んで片言なし

鞭を鳴らして酒場に立ち寄り
きらびやかな服を着て妓楼に遊ぶ
百万の金を一時に使い果たしても
想う女性への情を心に秘め、一言も口には出さない
上手に書こうとするとかえって全体がつまらなくなるように感じる。もともとうまくないのだけど。上達しようと思わず好き勝手かいていきたい(^^)

お好み焼き

土曜日はたっぷり睡眠をとって、夜は同期の家にお邪魔してお好み焼きパーティ。広島風お好み焼きに始まり関西風お好み焼きもつくり、新鮮なイカとわけぎの酢味噌和えをいただきつつ片手にビールとワイン(^^)どれもおいしくておなかいっぱい食べました。

最後は同期の家の玄関前から見える夜景。広くて見晴らしがいい家っていい!

Role Model

先日金曜日は、GMSで経営戦略を教えていただいた方を囲んでのパーティだった。ファームの日本代表に就任されるとのことで、今回はお祝いの意味も含めて(毎年1回開かれているが、僕は今回初参加)。
参加したのは生徒OB/OGで60名程度。会場も恵比寿のおしゃれなところで始まりから司会進行は何か結婚披露宴のような二次会のような雰囲気を感じさせた。講師の方はOpeningで二階からスポットライトに照らされて降りてくるし(^^)。。。
幹事の方には本当に感謝しています。
彼は相変わらず。見た目クールだけど話をしているとアツく、周りの雰囲気に合わせて笑いもとる。多才。勿論ビジネスの話になると非常にキレる。特に印象に残っているのはコンサルの仕事について。

”自分がClientに対して最高のパフォーマンスを出し続けることで、若手が成長の場としてここを選ぶ。だからこれからも背中で魅せていきたい”

実際にこの方のコンサルティングスタイルを見たことはないのだけど、この人のコンサルティングを見たら、またその過程でメンバーとしてディスカッションはレビューをしてもらえたら、おそらく相当楽しいんだと思うし、自分の成長意欲をより刺激されるのだと思う。
普段のworkの中で煮詰まってきたり若干閉塞感を感じてきたりしたときには、彼だったらどうするか?を想像する。そうするとこうするんだろうな、という画が浮かんでくるし、やる気も沸いてくる。
Role Model、本当に大切だと思う。

その10年って要らないかな

もう金曜日になった。今週はなぜか普段の一週間よりも時間が経つのがはやく感じる。Workが本格的になってきたからかな。
最近自分の周りで転職をする人が多い。今日はその中の1人の方とランチを共にした。僕よりも少し上の人で、頭の回転が速く、人間的に明るくノリもよく、仕事はかなりデキる。そして男前。昔Engagementで本当にお世話になった人。
ランチを食べながらその人の仕事観をうかがう。結局のところポイントとなるのはこのふた言に尽きるのかなと思う。

”次はさ、論理的にどうこうっていう価値(?)じゃなくて、自分で、物理的に、結局世の中にどんな価値をだせるのか?それがわかる仕事をしたいし実際に価値を出していきたいんだよね。”
“10年後を考えたときにさ、今のままやってると大体想像がつくんだけど、10年かけてその想像に重なるくらいだったら、その10年って要らないかなって。違う10年にした方が面白いと思うんだよね。”

こういった言葉に限らず、語っているその方本人のアツさというか輝きというか、そういうものを感じることができて嬉しかった。
基本的に外に出て行く人はお祝いしたい気持ちになるし、これからの成長・活躍を祈りたくなる。優秀な人に限って若くして去っていってしまったりするので寂しいけど。
自分のCareerもまた考えよう。前書いたMissionやValuesを実現するのに仕事っていうのは素晴らしい手段になるのだと思うし。折角人生の結構な時間を使うのだからイイものにしていきたいし。