OL涼子の株式ダイアリー

OL涼子の株式ダイアリー―恋もストップ高!
Amazonから購入して読んだ。ピンクの表紙・タイトルが若干オフィスで読むことを妨げるのだけど、まあおかまいなし。たまに隙間時間を使って読んでいた。ちなみに、ある文書を仕上げるために、視点・ワーディング+言葉遣い・表現方法等の参考にとSPAをオフィスで見ていたときは周りの視線が若干気になった…(^^;)仕事です、仕事。
こういう簡単な本を読んで、今頭の中に(おそらく)蓄えている知識をもう少し普段意図して引き出せるようになろうということでM&Aに続いて次は株式。本の中では具体的な投資についてどうすべきだというようなことは一切語られていないのだけど、日常生活における株式投資をやっている人の視点、というのが簡単に、かつ物語として具体的に書かれているのが良い。
全体のメッセージは、投資先を決定するきっかけって言うのは日常生活の中にいくつも転がっている。だけど投資を専門にやっている人とは持っている情報も異なるし、勝てるものではない。そのあたり勘違いしないでほしい。というところかなと思う。
#なんとなくか、登場する男子2人は作者たちを重ねているように思える。

春眠不覚暁

12-3年ぶりに筆を手にした。僕は左利きでほぼ全てのことを左でこなすのだけど、習字だけは右で習っていた。(ナイフとフォークはどっちがどっち利きなのかよくわかっていないのですが、気づかないうちに時々によって持ち手が逆です。)
初めて習字というものと出会ったときは衝撃的だった。左手をどうやって使えばうまくかけるのか。どうしようか考えているうちに当時の先生の目にとまった。筆は右手で使うものだ、ということで無理やり右手で持たされる。…手の動かし方がわからない…。その1時間が苦痛だったことを覚えている。思い通りに動かせないし、頑張っても周りのほうが上手だし、赤筆でめちゃくちゃ直されるし…。
親に相談したのか経緯は覚えていない。母親と一緒に習字を習いに家から少し離れたお寺に週に一回通い始めていた。ペン習字も右でやらせるべきか、という話が先生の間でされてるのを小耳に挟んだときは、ほんとカンベン…と思ったのを覚えている(習字も、名前を書くときは左手で書く。下手だけど右で書くよりはまだうまいかなと。)。それでも何年かの時を経て、確か5段あたりまでは進んだ。
そんな習字との出会いから何年経つんだろう。筆をおいてからは最初に書いたとおり。12-3年くらい経っていると思う。久しぶりに書いてみると面白い。紙のスペースの使い方や筆の流し方、いろいろと忘れてることの多いこと。
でも気持ちが良かった。
どちらかというとまだ左脳を使うことが多い今の仕事(右脳のひらめきもちゃんと左脳で裏付けてあげないと思いつきのアイディアでやっていけるものではないので)、こうして芸術の世界に踏み入れてみると、普段使う脳の部位がは役割を終え、普段とは違う部位が待ってましたとばかりに働き出してくれているような気がして、それがとても心地よかった。頭がすっきりした。
また少し続けてみようかな、なんて思う。久しぶりだからかすごい頭が気持ちよかったし(^^)