結婚式

この週末は高校・大学と一緒だった友達の結婚式で実家の方へ帰っていました。式・披露宴が日曜日ということで、友達の家へ前日入り。そこにはこの6月で1歳になる赤ちゃん(子供?)がいるのですが、いよいよ歩き始めて、本当にカワイイ(^^)きゃーきゃー騒ぎながら動き回っていました。
ちょっと前まで寝て・起きて・泣いてを繰り返しているだけだったことを思うと自分の子ではないながら感慨深いものがあります。
他にも前日入りする友達がいたのでそれを待ちつつカラオケで披露宴の出し物の練習。そもそも何をしようか(何をどう歌おうか)という相談からはじまり色々と試行錯誤。いくつかのパターンを考えて終えました。
当日。雨を心配していたのですが幸い明るい曇天。式が午前中からなので眠い目をこすって準備(寝る時間が遅すぎました)。正装して会場へ。エントランスに飾られたTシャツには一枚一枚に昔の思い出が詰まった写真がプリントされてます(新郎の前職がアパレル系商社、且つ実家がアパレル系ということもあり)。会場で当日入りした大学時代の友達とも合流。いよいよあいつも結婚かー、と一ヶ月前に結婚した友達も含めて昔話に花を咲かせる。
会場は天井が高くて雰囲気も良い。
前日入りさせてもらった友達夫婦とその息子も来ていたので遊びながら待ち時間を過ごす。隙あらばちょこちょことどこかへ歩いていってしまうその息子。見ているとその周りにいる人はみんな笑顔になる。赤ちゃんとは偉大な存在です。
そしていよいよ式。
厳かな雰囲気の中緊張の面持ちで出てくると思われた新郎が、何とびっくり。気がついたら神父さんと共に笑顔を振りまき手を振りながら入場。突然の出来事に周若干のざわめきと笑い声がチャペルの中に響き渡る。こういう入場もあるのか、とほほえましく眺めつつ、おめでとうと声をかけました。
そしてその後は雰囲気も締まり、新婦とその父の入場。そして式はつつがなく進みました。(途中友達息子のきゃーきゃーっという声は入ったものの、それはそれでほほえましく幸せな雰囲気と共に式は終わりました)
フラワーシャワーの後披露宴へ。結局歌のプレゼントは、コブクロの”永遠とともに”。全員で氣志團という案もあったのですが、直前で自分ともう一人とふたりでコブクロという案に切り替わりました。新郎も好きな歌だと知っていたので、途中で新郎を呼んで彼にマイクをあずけました。本来新郎からのメッセージになる歌なので(^^)
…いきなり決まった(決めた)ので歌う前は緊張で食べ物が喉を通りませんでした(^^;)
その後は、屋外でのケーキカットも、雨も降らず終えることができ、笑いあり、涙ありで終わりました。本当に幸せな雰囲気に満ちた時間でした。
二次会も楽しく、結局ほぼ終電で東京へ戻りました。楽しかっただけに帰り際がちょっと切なかったです(^^;)
この日を迎えるまでの2人を知っているので、感慨深さもひとしおでした。
結婚披露宴、そして二次会の中では、新郎・新婦からの手紙というのがあるのですが、その中でその手紙を書いた当人は、その過程で過去を振り返り、自分の相手への感情を整理して、伝えるために遣うべき言葉を選び、手紙を書きます。そしてそれを、相手に伝えたい、伝わってほしいという心をこめて読みます。そしてそれだけの心がこもったその手紙を読まれる側は、それに感動し、そのメッセージを受け取ろうと心を込めて聴き、受容れ、理解します。
当たり前なのかわからないのですが、そのような手紙、メッセージというのは、とても”伝わり”ます。
2人の過去のすべてを知っているわけでもない、周りにも伝わります。もし伝える側にその気が無かったとしても、周りは”伝えられた”、”伝わった”と感じ、そう信じます。
こういった特別な日・時間でなくとも、普段から自分を理解してもらいたいという気持ちと努力、相手を理解したいという気持ちと努力、それを忘れずにいることができれば、いつまでもすばらしい2人でいられると思うし、2人の人生というのを幸せなものにしていけるんだろうな、とふと思いました(^^)
歳をいくつ重ねても、この日のような笑顔のあふれる二人でいてくれることを祈ります。

なぜか最近Blogが敬語…われながら時折しっくり来ない(^^;)

GROW

最近はプロジェクトのいくつかのパートについて自分が担当して成果物をまとめるということをしているのですが、そのときに自分が結構頼っているアプローチがあります。それがGROW。

G : Goal [目的を決める]
R : Reality [現状を把握する]
O : Options [対策を考える]
W : Wrap-up [まとめる]

もともとコーチングのアプローチの1つなのですが、シンプルであり、またGoalの設定から入るので非常に使いやすいです。
今のプロジェクトが、論理的にものをつくるところから物理的にものをつくるところへの橋渡しのフェーズなので、ついOの実現可能性を気にしてしまったりするのですが、それよりもまず大切なのはGoal。Clientがどうありたいのか、あるべきなのか。
そしてそこに対してReality、現状どうなっているのか。この2つを明確にすることができれば、勿論このGAPを埋める必要があるのか否かも含めて、議論を比較的スムーズに進められます。
で、Optionsについては複数ある場合がほとんどなので、そこはいくつかの軸を定義して評価。最後のWrap-upで、選択したOptionsをいつ、どうやって実現していこうかという話にまとめていくと。
かなり昔に以下の本で読んだのですが、やはり現実に使ってみることが大切ですね。
駆け出しマネジャー アレックス コーチングに燃える
自分がまさに駆け出しリーダー、駆け出しプロジェクトマネージャなだけにより現実味を持って理解・実践することができます(^^;)

視点

今日はGMSで同じクラスだった方とシステム構築プロジェクトにおける売上計上等についてのディスカッションをさせていただいた。その方は今はまた別のスクールへ通われていて、その講義の中のレポートの1つのテーマが上記でした。
過去いくつかこの手のプロジェクトへは参画していたのですが、それらを、プロジェクトマネジメントの立場ではなく、それらの売上、利益の計上についてという視点から見ることができ新鮮でした。規模が大きくなるほど複雑になる種々のプロセスに頭を痛めた日々もありましたが、それが企業の財務という立場から見たときになぜ必要であるのかということを改めて認識することができました。
インテグリティ。
大切ですし、今後も意識してビジネスを進めていきたいと思います。
そしてその後、軽く食事をご一緒しながら話はベンチャーであり経営でありの話へ(その方がスクールへ通われる傍らベンチャーの財務をみられていることもあり)。コンサルタントとは言え組織が大きくなるにつれて自身のスペシャリティというものも明確になり、結果、扱うコンサルティングテーマもそのスペシャリティが求められるものが中心になるのですが、やはり経営というものに対して総合的な視点からアプローチできる立場で価値を生み出して生きたい。そして1を2,3,10,100…としていくことも確かに刺激的ですが、0から1を生み出すことに対して価値を出していきたい。改めてそう感じました。
戦略を策定するにとどまらず、そのオペレーションをデザインし、エグゼキューションを支援し、その結果が出るところまでを支えられる。そんな存在でありたいです。そして、そんな存在である前提でClientが価値を生み出すプロセスの一部分だけにScopeが限られるとしても、資することができればと思います。
そう考えれば考えるほど自身の至らない部分が見えてくる。
まだまだです。