GROW

最近はプロジェクトのいくつかのパートについて自分が担当して成果物をまとめるということをしているのですが、そのときに自分が結構頼っているアプローチがあります。それがGROW。

G : Goal [目的を決める]
R : Reality [現状を把握する]
O : Options [対策を考える]
W : Wrap-up [まとめる]

もともとコーチングのアプローチの1つなのですが、シンプルであり、またGoalの設定から入るので非常に使いやすいです。
今のプロジェクトが、論理的にものをつくるところから物理的にものをつくるところへの橋渡しのフェーズなので、ついOの実現可能性を気にしてしまったりするのですが、それよりもまず大切なのはGoal。Clientがどうありたいのか、あるべきなのか。
そしてそこに対してReality、現状どうなっているのか。この2つを明確にすることができれば、勿論このGAPを埋める必要があるのか否かも含めて、議論を比較的スムーズに進められます。
で、Optionsについては複数ある場合がほとんどなので、そこはいくつかの軸を定義して評価。最後のWrap-upで、選択したOptionsをいつ、どうやって実現していこうかという話にまとめていくと。
かなり昔に以下の本で読んだのですが、やはり現実に使ってみることが大切ですね。
駆け出しマネジャー アレックス コーチングに燃える
自分がまさに駆け出しリーダー、駆け出しプロジェクトマネージャなだけにより現実味を持って理解・実践することができます(^^;)