書棚を買う

本が増える。
自分が買っているから増えるのだけどそれにしても収まりがつかなくなってきた(^^;)何百冊とまでは行かないにしても2xx~3xx冊くらいはあるだろうか。
ということで大きい書棚の購入を決めた。
これからも色々な本を読むのだろうし、邪魔にならない程度に大きい書棚を持っていた方が本も整理しやすいし参照するものも選びやすいだろうから。
何でこんなに本を読むようになったのだろうか。思い返すと過去読書にはまった時期は小学校3年生の頃だと思う。確か1月に100冊位読んでいた時期があった気がする。図書館で借りて、家で読んで、翌日返してまた借りる。ひたすらその繰り返しだった。
その理由は若干曲がっている。
シールが貼りたかった。
そう。読んだ冊数だけシールを貼っていくという仕組みがそのクラスにはあったのだ。何で貼りたいと思ったのかまでは覚えていない。勿論読んだ本も面白かったのだと思うけど(あんまり覚えていない。)、シールを貼っていくことが楽しかった。そして貼りたかった。
だんだんと本来の読書らしい目的に動いていって、難しい本を読むのが楽しかったり、その中にある世界に浸るのが楽しかったりというのを求めるところへシフトしていったのだけど(^^;)
そして今、正確には社会人になってから。なんでまた本を読むようになったのか。さすがに月に100冊は読んでいないけど。その理由は純粋といえば純粋なのかもしれない。
知りたいから。
そう。いろんなことを知りたい。自分が考える幅を広げ、深めていきたいという単純な希望というか欲求に従ってのことだ。ビジネスに関しての書籍を読むときは、本に答えは求めない。そこを自分で考えるのが一番面白いところだからだ。だから今の自分でそれより的確な答えらしいものを考えつかないような内容が本に書いてあると悔しい。損をしたような、自分が走るより先にそのレールを敷かれてしまったような、ただその鮮やかさに触れられたことが嬉しいような、微妙な感覚を味わう。
これまでに何度か書いてきたと思うけど、ビジネスを考える上で大切なのはアウトプットをすることであり、そのアウトプットの価値が自分の価値だ。インプットすること、インプットの価値というのは、アウトプットのそれに貢献できなければ無意味だ。
なのだけど、全てを意図的に設計して動くというのは、それはそれで窮屈だ。
戦略があり、その戦略を実行するために実現させなくてはならないことがあり、それらを実現させる手段がある。その手段として自分で読書をするということが最善であるものについては読書をして…
ってまあそれはそれでいいのだけどそれはそれ。
純粋の本の世界にふらりと入っていく、そんな本の読み方、結果としての知識のみにつけ方、結果としての何かの実現。
そんなものもあっていいんだろう。そんな気がする。