サルのちえ

どこかの島?国?の人がサルを捕まえる方法。(いつの時代なのか、事実かどうか等はわからない。)
1. 椰子の実に穴を開けて中身をくり貫く
2. 中に木の実等、サルの好物を入れる
3. 椰子の実に縄を付け、ぶら下げておく(orその辺に転がしておく)
4. 放置
5. サルが引っかかってしばらくしたら(サルが疲れた頃)、縄を引っ張ってサルを捕獲
サルは椰子の実を外そうと必死になって暴れまわるらしい。
それでも椰子の実は殆ど取れないらしい。
なぜならサルは、椰子の実の中で好物を握り締めて離さないから。
自分の好きなものを手放すことは難しい。
それでも手放さないといけないときもある。
それを握り締めたまま前に進めないことを選択するのか、手放して別の道を進むことを選択するのか。
選択肢は常に2つ以上あることを忘れてはいけないし、それを選んだ結果で比較しなくてはならない。
好きなものを握り締めたまま終わるのか、見つけられるかわからないその好きなものを探し続け、見つけられたときはそれを食べるのか。見つけられないリスクを受容した上で。